田町の美味しい陳麻婆豆腐 菩提樹

田町の美味しい陳麻婆豆腐 菩提樹

初めての中華料理屋で注文する品といえば?

菩提樹

今も昔も中華街の近くに住んでいるからか、中華には人一倍うるさい私ですが、初めて中華料理屋を訪れたときには、必ず麻婆豆腐を頼むことにしています。

別に激辛神父を崇拝しているわけでもなんでもなく、単に麻婆豆腐を食べると、その店の味の方向性がだいたいわかるから、というだけです。

本場の美味しい麻婆豆腐って本当はあまり「辛く」はないんですよね。「辛い」というより「ヒリヒリする」というか。
いわゆる「麻(まー)」というやつです。麻婆の麻です。舌が痺れるほど山椒とかふんだんに使うのが本場なわけです。

ただそれだと日本人の舌にあわないので、そこをうまくマイルドに調整したのがいわゆる陳麻婆豆腐。これは唐辛子的な辛さと鶏ガラの甘みを活かした「日本人仕様の麻婆」です。

つまり、激辛!本格! 四川麻婆!とか言っておいて、味が辛いだけだった場合は、胡散臭いわけですよ。
そういう店は体感であんまり長く続かない感じです。
(大抵シェフに独立されて、店が潰れるパターン)

前置き長くなりましたが、そういう意味で、この菩提樹というお店は非常に良心的です。最初から陳麻婆豆腐と名乗っているわけで、潔さがあります。

今回食べたのはそんな陳麻婆豆腐(1200円)。

味はしっかり日本人向けにチューニングされており、これが非常に食べやすい。程よい辛さが口の中に広がり、ご飯が進む進む。惜しむべきは、もう少し甘みが欲しいところか。おそらく甜麺醤が足りないとみた。

とはいえ、非常に完成度は高いです。豆腐も煮崩れすることなく、正方形のまま保たれており、見た目も食欲をそそります。今の季節というより、夏場に食べたいかもしれませんね。

ただ、お値段少し高めなのと、カードや各種電子マネーが使えない店は少し残念。

この価格帯をメインで出すちゃんとした店なら、できればクレジットカードくらいは対応してて欲しかった。(夜は対応しているならなおさら)